できるだけ最小限の削りで完全にむし歯を取り、修復していきます。むし歯の範囲が大きくなってしまう場合は、型を取ってかぶせます。
■ 修復材料説明
コンポジットレジン充填
コンポジットレジン充填とは、虫歯の部分を削った後にコンポジットレジンというプラスチックのようなものを詰める方法で、保険治療の際、最もよく行なわれる治療法です。また、レジンは虫歯治療だけではなく、欠けた歯の形態を回復したり、歯に盛り足してすきっ歯を治したり、金属の部分をレジンに置き換えて金属アレルギーの予防や審美的な改善など、様々な用途で頻繁に使用されています。
虫歯の小さい時に、コンポジットレジンにより最小限の削りで詰める事が可能になりました。(ミニマルインターベーション)
コンポジットレジンの治療例
コンポジットレジン充填のメリット
- 色が歯に似ているので見た目が良い。
- 治療期間が短い。(多くの場合、1〜2日で治療が終わる)
- 歯を削る量が少ない。
- 金属を使用しないので、金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどが起こる可能性がない。
- 修理(リペア)が比較的簡単。
- 保険適用なので安い。(1000円くらい)
コンポジットレジン充填のデメリット
- 時間が経つと変色するし、見た目が悪くなってくることがある。(リペアは可能)
- 強度が強くないので、噛み合わせが強い場合などでは、欠けたり割れたりすることがある。
コンポジットレジン充填の治療期間
通院1回。(その日に削って、その日に詰める。)
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