【顎関節症】
■ 症状
一般に、関節雑音(カクカク鳴ったりする=「クリック音」や「捻髪音」と呼ばれる。)や顎関節痛(口を開けるとあごが痛い。)、開口障害(口を開けられない。)のどれか、もしくは全部発現します。子供から大人まで幅広く発生しますが、20〜30歳代の女性に好発する傾向があります。大きく開口するあくび、笑いといった何気ない動作や、歌唱、寝違え、頬杖などでも引き起こされる事があるので男性もなり得ます。
■ 原因
異常な開閉口運動や歯ぎしりなどの負荷や、補綴物異常(つめものが高い。)、歯並びなど多様な原因による咬合異常や筋の緊張に起因すると言われています。
また、生活習慣やストレスなどの相乗作用によって症状が出現する場合もあります。
■ 治療
原因や誘因の除去する治療法が主となり、あごの安静や咬合異常の整復を目的とした様々な治療法があります。原因となる噛み合せの調整やスプリント療法(マウスピース)を行います。
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